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ADRC活動報告:2010年4月

2010年4月27日(カザフスタン、アルマティ)

中央アジアでは、地震、洪水、地滑り、雪崩、旱魃等の頻発する自然災害への対応能力を向上することが喫緊の課題となっています。そのような取組みの一環として、2005年1月に神戸市で開催された国連世界防災会議において中央アジア災害予防・対応地域センター(Regional Disaster Preparedness and Response Coordination Centre)(以下「中央アジアセンター」)の設立が提起され、それ以降検討を重ねてきています。

P1060260.JPGアジア防災センターでは、本構想の実現に向けて当初より協力してきており、去る4月27日にカザフスタンのアルマティ市で開催された中央アジアセンター設立に関する第3回協議会(アルマティ、カザフスタン)にも参画しました。協議会は、カザフスタン政府緊急事態省と国連人道問題調整事務所(UNOCHA)が主催して開催されたものであり、カザフスタン(副大臣が参加)、キルギス、タジキスタンの各国政府の代表者に加えて、国連(UNDP、UNISDR、UNHCR)、ドイツのドイツ技術協力公社(GTZ)、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)等の関係機関も参加していました。協議会では、中央アジアセンターを設立することが急務であることの認識が共有され、また、各国政府や関係機関から資金面・物資面の支援の申し出もあり、中央アジアセンターに対する熱い期待が感じられました。しかしながら、設立に向けてはまだ多くの課題が残されているため、それらを実務者レベルで調整するための常設の機関として準備委員会(仮称)を年内に設置することが合意されました。

アジア防災センターでは、アジア全体にわたる防災に関する国際協力を推進してきたこれまでの知見を中央アジアセンター設立の準備のために活用してもらうべく関連情報を提供していくとともに、研修等を活用して中央アジアセンター設立を支援していきたいと思います。

(2010/05/10 13:10)

2010年4月15日(マニラ)

contract signing.JPG IRPはフィリピン大学防災センター(CDP)及びフィリピン政府防災委員会(NDCC)と共同で、2006年に発生したレイテ島地滑りの復興状況を調査し、その教訓を報告書として取りまとめることになりました。 IRPは4月15日、フィリピン、ケソン市にあるフィリピン大学社会福祉・コミュニティ学部(CSWCD)内のCDPを訪れ、レイテ島地滑り復興状況調査に向けた調整会議を開催しました。IRPは調査実施の意義や復興課程における先進的な実践・工夫などに焦点を当てた報告書作成の重要性について説明を行い、CDPと調査実施の契約を締結しました。
IRPは引き続きフィリピン政府防災委員会(NDCC)を訪れ、当該調査への政府としての参加協力を求めるとともに、調査報告書が意思決定者や実践者により役立つものとなるよう様々な視点から意見を述べてもらうよう要請しました。NDCCは当該調査へのサポートを表明するとともに、2010年11月に予定されている利害関係者を集めた「ナショナルコンサルテーション会議」にも参加し意見を述べることを了承しました。
作成された報告書のエッセンスは、IRPが現在作成中の「復興ガイダンスノート」に取り入れられ、世界各国の中央政府や地方政府が「よりよい復興」を実現するために活用されることとなります。

(2010/04/27 14:00)

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